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カリクロー (10199 Chariklo) は、土星と天王星の間の軌道で太陽を周回する小惑星。知られているケンタウルス族の天体の中で一番大きい。 1997年2月15日にスペースウォッチの James V. Scotti によって発見された。カリクローという名は、ケイローンの妻カリクローから付けられた。 2001年に行われた光度測定では、自転周期をはっきりと求めることが出来なかった。赤外線観測では、カリクローの表面は氷におおわれていると推定されていたが、実際は氷は環となってカリクローの周囲を回っていることが確認された〔。小惑星として初めて環があることが確認された天体である。 == 大きさ == 絶対等級 (H) とアルベドが分かれば、天体の大きさを推測することができる。しかし、ケンタウルス族の天体は彗星のように氷で出来ていて気体を放出するかもしれないため、アルベドを推定することは非常に難しいといえる。また、若干のケンタウルス族天体のアルベドが、時間と活動レベルによって変化する可能性もある。 カリクローの絶対等級 (H) は6.4であり、アルベドは0.06である。直径は258kmぐらいだと推定されており、現在のところ知られているケンタウルス族の天体の中で一番大きい。次に大きい天体は (2060) キロン(直径230km、絶対等級6.5、アルベド0.07)である。また、同じケンタウルス族であるは、300km近い直径を持つ天体であると推測され、一番大きな天体になる可能性さえある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カリクロー (小惑星)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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